低きに流れる…
矛盾だらけの中でしわ寄せを受けるのは…
さて、ここぞとばかりに、言い訳を用意したうえで西へ東へ人が動く。規制がないからというのは、あまりに思慮に欠け、手前勝手というほかないだろう。
やがて騒乱はぶり返し、その際に、あの時に動いておいてよかったとほくそ笑むか、それみたことかと眉を顰めるか、ただただその結果として、
じっとしていたのになぜ苦しまされるかと怒り嘆くことになるか、ちょっと考えれば誰もが思い当たることを誰もが見て見ぬふりをして事態を悪化させ、
そうしたうえで、責任は自分にだけはない!とうそぶき開き直る。まさに悪循環と言わざるを得ない。
ならば、「じっとしていろ!と言ってくれ!!だったら、その通りにする」では、あまりに稚拙に過ぎる…と思う。
藤(ふじ)
桜と並んで?こちらも相当に妖しい花である。どうにも頭上を一面覆われると尋常な精神状態ではいられなくなってしまう。いずれも色としては淡く、
むしろ鮮やかな印象であれば“抵抗”もしてみたくなるのだが、いささか萎えさえる、つまり力が抜けるというか、とにかくはっきりしないのである。花言葉は
「優しさ」「歓迎」だというが、とてもそうは思えない、それぞれ真逆な感じがしないでもない。思えば、桜もそうなのだが、
花を単体として見るタイプではないのかもしれない。一面の景色で、“名所”の主役たるべき存在というべきと言えようか…
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■2022.05.10 『四季TMP』 … 躑躅の向こうに今日の日常走る・・・
■2022.05.10 TMPネットマガジン『えんじょい工房』2022年5月号(Vol.222)をアップ。
■2022.05.10 ほぼ月刊『YAH!』…2022-5月号【No.36】PDF版…「昭和の沁みる唄」など。
■2022.05.10 ブログ『えんじょい工房-TMP』を開設しています。