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Information/Column
努力義務とは…
現代日本語≠ノ訳しなおすと、「義務…ではない」、もしくは「この規則は守らなくても良し!」ということになろうか?!
ではどうすればよろしいか…例えば自転車はあくまでも車両であり、車道においてのみ走行を許し、歩道では押して歩くものとすべし(あえて危険な状況において義務の履行を促すか、強いるか?)とか、
また、被害に遭った際はあくまでも自己責任、逆に加害者となったとすると、罪一等≠加える…。これでは逆に悲惨な事態につながる可能性が高まることになるし、
だいいちこんなことになれば義務が義務として本来の機能を果たすことにならないだろう。それだけに守るべきはとりあえず守っておくべきと心得ておきたい。
それにしても守らずともよい義務とはなんであろうか、そもそも義務とは言えないだろう。無視、見て向ぬふり、当局からの注意喚起もなく(一応あるか…)、当たり前のようにお咎めもなし…である。日本語が厄介なのか、
日本人が一筋縄にはいかないということなのか、いずれにせよ掛け声ばかりで街中になんの変化もみられない。極まれに義務を全うしている姿を見ると、新鮮であると同時に少々景色としては浮いている(それで良いのだが…)
ように思えてしまう。[K_2023.05]