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ティーエムピー・ネットマガジン『えんじょい工房』【Vol.191 2019.10.10騒々しさの陰で蠢くものは…

 花虎の尾(ハナトラノオ)

  近所の児童公園の片隅、畑を挟んだ京王線を望むその“裏口”にひっそりと咲いていた。  これが、調べると(意外と難航して…)、間違えていなければ『花虎の尾』というのだそうで、大正時代(明治時代という説もあった)に観賞用として渡来したというが、 今ではといっていいのか、誰かが世話をしているという気配もなく、とにかく自生していた。
 その名は「直立させた角ばった茎の先端に、虎の尻尾のような姿に花を付けることにちなんだ」とあるが、いまいちイメージがわかない、「育てやすく、 ごく普通に見られるありふれた花」だともあるが、改めてよくよく観ると、綺麗でそれでいてあまり自身を主張しない、実に倹しくも好感のもてる姿にほっとさせられた、 通りすがりである。それまで、気づかずというか、ようやくにして昨年、調べもして“お近づき”になったものだが、一年を経てもなお思ってしまう、それにしても “ハナトラノオ”とは、もっと他になかったかと思わないでもない。
  名無し花  愁いを流せ  秋の雨


   こんな唄を聴いてきた… 
   『さすらい』
  一字一句がきちんと音符に乗っかっていて、歌唱の力と相まってこちらの心に沁みる沁みる…年を取ると余計に受け入れるのに何の抵抗もできなくなってくるし、 そもそも拒む理由もない。『昭和の唄』だからというわけばかりではないけれど、長い時を経て、それぞれの記憶の数だけ“引っかかり” も多くなるということなのだろう。
 さて、何をどういう順番で聴いていくか、近頃は、藤圭子の当時売れたとは思えない(少なくとも引っかからなかった)唄と他人の唄をカバーした曲たちに凝っていて、 片端から飽きもせず(飽きるまで?)夜中になるとこっそり聴いている。時間はたっぷりある…
 『さすらい』(克美しげるのものではないが、こちらもまたなかなかに沁みる…)、『はしご酒』、『京都から博多まで』(これはヒットした! このアンサーソングというか、その後、『私は京都に帰ります』というのもあったが、これはちょっと“リスト”には入れられない)、『京都ブルース』(これは良い)、 『恋の雪割草』から『花は流れて』、『さいはての女』、カバー曲から『北の蛍』、『ひとり酒場で』(いっずれも森進一)、そして『哀愁の町に霧がふる』(久保浩、他)、 さらに青江三奈の『池袋の夜』、『長崎ブルース』では、またオリジナルとは違った趣で“染みて”くる。というわけで、すっかり真夜中を越える。
  『さすらい』
   作詞:よしかわ かおり    作曲:遠藤 実    歌:藤 圭子
  ことば忘れたくちびるは   草笛ひとつ吹けるだけ   たんぽぽとって髪にさし   今日さすらいの風の中
  ゆうべ抱かれたあの人の   面影すらも今朝はない   ただゆきずりのそれだけで   心交わしたわけじゃない

 克美しげるの歌では、「泣いてくれるな流れの星よ 可愛い瞳によく似てる 想い出さすなさすらい者は 明日の命もままならぬ」で始まるのだが、女がさすらうとこうなる?恐ろしい!!

『点と線と面』Column...

   見え隠れする欠片たち

  世の中騒然としている。待ってました!と人気者の大臣登場、その陰で、台風被害に頼りない首長さんのお里が知れて…、行方不明の少女は発見できず、 世界陸上では望外の(?)金メダル、そしてにわかファンにはこたえられない、世界ラグビー奇跡の大勝利。かと思うと、“首謀者”(キーパーソン?) の死によって表沙汰となった“贈収賄事件”の厚顔無恥というほかない当事者どものその後の態度、「そういう事もあるだろう…」 では決してすまされない悪事である。もう一つ一つ落ち着いて検証などしていられない、 何かその他にもっと突っつかれると困ることが騒ぎに隠れて見過ごされていはしまいかと、さらに心配は募るばかりだ。「良い事を思いながら悪事に走ったり、 その逆もある、人とはそうしたものだ…」と言ったのは長谷川平蔵(池波正太郎)だが、もうわけがわからない。しかし、それでも冷静な目を失ってはならない、 常に最悪の事態を想定、或いは覚悟しつつも、あくまでも前向きに、そして決して諦めなどではなく、やや楽観主義をもって(なんとかすれば、なんとかなる…) の対応を心がけたいものだ。何も拳を振り上げて大怪我を恐れず立ち向かうなどという勇ましいことをしなくても、方法は意外と身近にあるのかもしれない、 たとえば・・・≪K2019-10≫

更新情報e-space magazine

2019.10.10
ティーエムピー・ネットマガジン『えんじょい工房』2019年10月号(Vol.191)をアップしました。
今月のトップは『キンセンカ』
2019.10.10
ほぼ月刊P・P 『YAH!』…10月号
2019.10.10
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2019.09.10
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2019.09.10
ブログ『えんじょい工房-TMP』を開設しています。時々記事を追加しています。
こんな唄をを聴いてきた[3]「夕月」
2019.09.10
TMPネットマガジン』…過去の動画集、サイトマップをかねて…
2019.09.10
『点と線と面』を更新しました。
「そんなに嫌わなくても」(全文)2019年9月
2018.11.10
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棚の奥の方からこんなもので出てきた!

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