2022.06.10 Vol.223⇒[総合案内]

堰を切ったように…
 タガが外れたのは、あくまでも恣意的に堰を切ったからで、街に溢れる人波のせいではない、それは結果なのだ。 大使館に観光ビザの発給を求めて大勢が並んでも、「何を愚かな…」というのは勝手だが、これもまた成り行き≠ニいうべきだろう。 検証、判断の順番を間違えると誰かは喜ぶか胸をなでおろすかもしれないが、自己責任 などというおぞましい言葉がまたまた巷を跋扈することになりかねない。
 水の流れは止められないし、その勢いを削ぐことはまた別のところに無理を生じさせ、新たな問題が発生しかねない。 ただ、客観的な視点は必要であり、ある種の行儀良さを忘れなければ事態は鎮静に向かうだろうとは思う。そのためにも、正確で、 煽りのない冷静な情報の提供、受取が欠かせない。

紫陽花(あじさい)
   表通りより路地裏の軒下がよく似合う。雨にうたれる風情も良いが、ブロック塀の陰もしくは雑木林の片隅にこそ相応しい。とすると、 紫陽花は向日葵の対局に在るべき花なのか、心は決して躍ることなく、癒されるということでもない、紫もピンクも淡いばかりで、どうも釈然としないが、 それでもとにかくこの時季どうしても居て欲しい花である。六月というと、菖蒲(あやめ)もあれば、杜若(かきつばた)もこの季節を彩るが、それでもこれほど “湿気”の似合う花は、水辺を選んで咲く花以外ではない…と思う、やはり梅雨入りあたりには紫陽花ということになるのだろう。憂いを増幅させる花の色、 更に雨の雫が葉先から落ちる情景は、それだけで一本のドラマが仕上がりそうだ。家々に在る、それぞれの何気ない悲劇、喜劇、微かな空気の震えを想わせる。


更新情報
2022.06.10  『四季TMP』 … 紫陽花は6月の代名詞?!・・・
2022.06.10  TMPネットマガジン『えんじょい工房』2022年6月号(Vol.223)をアップ。
2022.06.10  ほぼ月刊『YAH!』…2022-6月号【No.37】PDF版…「昭和の沁みる唄」など。
2022.06.10  ブログ『えんじょい工房-TMP』を開設しています。