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新々・ご当地ソング【北海道篇】

 効果のほどはさだかではないが、“沁みる”唄をフルコーラスで記憶し、蒲団に入って頭の中で唄ってみる。もしかすると、“ボケ防止”になるやもしれぬ、単なる歌詞の暗記ではなく、メロディと併せて、実際にに唄っていることを想像しながら暗唱してみる(無論声にはださない)。最後まで詰まらず終われれば成功、途中で寝入ってしまえばそれはそれでよし(よくある!頭が冴えて眠れなくなるというようなことは今のところない)だが、忘れてしまった時に、何とか思い出そうとしてみる…これが大切な気がする。メロディを追いやすく、また詞の“量”もなんとか暗記できそうなムード演歌というものがこの場合よさそうだ。
 さて、北海道といえば、「釧路の夜」、「小樽の人よ」、そして「恋の町札幌」ということになろうか。あの大御所が唄う「函館の人」はまあ別格として今回のリストからは外させていただく。ましてや「網走番外地」では、内容からしてすでにご当地ソングなどとはいえない。とりわけ「釧路の夜」、このジャンルでは文句なく名曲だろう、一番の歌詞はどうでもよろしい、以降釧路川に幣舞橋が登場して霧が降るに及んで、とにかくよく沁みる。一度だけ訪れたことがあって、羽田を発った時は30度を超えてたものが、釧路空港に着いたら12度、さすが北海道だと西国生まれとしては、随分と昔のことになるが感嘆頻り、今でも憶えている。