冬の花
作詞:石坂まさを
作曲:平尾昌晃
歌:鮎川いずみ
怨みつらみが 悲しくて
なんでこの世が 生きらりょか
どうせ一度の 花ならば
咲いて気ままに 散ってくれ
※春とおもえば 夏が来て
夏とおもえば 秋が来て
所詮最後は 寒い冬※
夢を追ってく 奴がいりゃ
嘘に泣いてる 奴もいる
顔を合わせりゃ 他人街
誰に遠慮が いるものか
(※くり返し)
西を向きたきゃ 西を向け
北へ行きたきゃ 北へ行け
そんなもんだよ 人生は
風に吹かれりゃ それまでさ
(※くり返し)
1982年に、「必殺仕事人Ⅲ」の主題歌としてリリースされたそうで、ドラマの中で鮎川いずみといえば、「何でも屋の加代」を長く演じたことで記憶に残っている。特に上手い歌い手だとは思わない(そもそも歌手ではない…)が、不安定な歌い方?もあって、なんとなく沁みてくる、時代背景もよくよく思い起こされるのである。とにかくこのシリーズ自体、このあたりが最高潮であったらしい。西崎みどりのもの(『旅愁』、『流星』)は今でも時折聴かれる懐かしのヒット曲だが、これもまた気づかなかっただけで、もしかするとそうした存在なのかもしれない。