Tokyoに雪が降る
作詞:美樹 克彦
作曲:杉本 眞人
歌 :チェウニ
臆病なふりをして 愛されてた時もある
ためらえば それきりの
人だと分かってても
あなたから さよならを
云われるのが 辛いから
恋心 閉じこめる 氷の部屋があるの
涙を流して 憐れみを乞うような
そんな女には そんな女には
なりたくないわ
Tokyo に雪が降る しんしんと積もる
Tokyo に雪が降る こんなに こんなに 哀しい 雪が降る
寒々とした部屋に 鳴り続けるベルの音
あなただと 分かってる
引きとめる すべはない
これ以上 やさしさで
振り回さないでほしい
あなたには 私より
暖かい場所がある
お酒に縋って 思い出語るような
そんな女には そんな女には
なりたくないわ
Tokyo に雪が降る しんしんと積もる
Toky に雪が降る 思い出 隠して
哀しい 雪が降る
Tokyo に雪が降る しんしんと積もる
Tokyo に雪が降る 思い出 隠して
私に 雪が降る
10年ほど前の曲らしい。それほどの大昔でもないが、まったくもって印象に残っていない。チェウニという歌手のことについてはなんの記憶もなく、遡って尋ねようという気にもならないが、ただ、作詞の美樹克彦という名は懐かしく、子供の頃買い求めたレコードに『回転禁止の青春』があって、今更ながら〝不良〟っぽいものに若干の憧れを持ったことを覚えている。またそれが〝良い子〟が憧れる〝不良〟の限界?であったかと思い出す。とにかく、最近になって、この歌に出くわして、ジャンルはわからないが、詞・曲ともに少々沁みたわけである。この人には(作曲の杉本眞人と言うべきか?)〝Tokyo 三部作〟というものがあって、この後に『トーキョー・トワイライト』、『星空のトーキョー』が続くのだが、どれも繰り返し聴いても飽きることなく悪くないが、似たようなものであり、だからこその三部作なのだろう。