こんな映画を観てきた[18]

黒いチューリップ
[1963年/フ仏・伊・西]
   原題:La Tulipe Noire

 資料によると、「デューマの原作をアンリ・ジャンソン、ポール・アンドレオータ、クリスチャン・ジャックが脚色、クリスチャン・ジャックが演出したアクションドラマ」とある。ストーリーは、フランス革命勃発前、ジュリアン、ギョーム(アラン・ドロン)の兄弟は外観は瓜二つだったが、性格は正反対で、兄のジュリアンはそのころ身の危険を感じて亡命を企る多くの貴族を襲い、人呼んで「黒いチューリップ」と恐れられていた…と続くが、ほとんど記憶になく、ドロンの黒装束姿だけが片隅に残っているのみだ。
12年後(1975)、これが土台となってか、今度は息子の喜ぶ顔が見たいと?ドロン自身が『アラン・ドロンのゾロ』を製作・公開に及んだ。当時どうしたわけか、彼の作品をほぼ欠かさず観ていた時期があって(『ボルサリーノ2』『ル・ガング』『暗黒街の二人』『ブーメランのように』『ル・ジタン』『フリックストーリー』等など)、それぞれそれなりに面白かったが、この『黒いチューリップ』がまたテレビで放映されたりすると、元々テレビ放映しか知らない(1964年公開なら仕方ないだろう…)が、懐かしくも思い出すことになるだろうし、とにかくどこかでやってくれないものかと思うのである。