こんな映画を観てきた[26] 恐怖のメロディ

   恐怖のメロディ[Play Misty for Me](1971/米 監督:クリント・イーストウッド)

 ラジオ局のDJ(クリント・イーストウッド)が精神異常の女(ジェシカ・ウォルター)につきまとわれて恐ろしい状況に追い込まれるというサイコミステリーである。これがイーストウッドの第一回監督作品なのだが、個人的には、これが彼の最高作品ではないかと密かに(勝手に)思っている。この女がいつも決まってリクエストしてくるのが『ミスティ』、シカゴ上空から夜景を見て出来た曲だというが、とにかく名曲で、その後ジャズといえばこの曲を…ということ(あくまで個人的に)になった。それはともかく、「かわいさ余って、憎さ百倍!」本人はおろか復縁を望む妻にまで恐怖が迫る、油断大敵(身から出た錆という要因も少し?ある)、ちょっとした緩みは大きな災いの元、くわばらくわばら…である。