こんな唄に出くわした[35]   銀色の雨

   銀色の雨

     作詞:松井由利夫
     作曲:鈴木淳
     唄 :小川知子

  あなたの涙で ぬらして欲しいの
  せつなくふるえる 私の唇
  銀色の雨の中 小さな傘がひとつ
  ふれあう指が 愛に燃える
  あなただけ見つめて 歩いていたい

  あなたの心を とりこにしたいの
  あなたが夢みる 私になりたい
  銀色の雨の中 しずくが胸にしみる
  信じていける 二人だから
  あなただけ見つめて 歩いていたい

  あなたが私に おしえてくれたの
  愛する喜び 恋する苦しさ
  銀色の雨の中 ため息だけが熱い
  はじめて咲いた 花のように
  あなただけ見つめて 歩いていたい

 1987年のリリースだというから、彼女の曲としては比較的新しいものなのだろう。『初恋の人』は1969年らしいので、最近の物では決してないが、世代的には?そう古いものではなさそうだ。とにかく知らなくて(聴いたことがあるような気もする…)、令和になって出くわして、ちょっとだけ刺さって沁みた…というわけである。一文字一文字が音符に乗っていて、少々鼻にかかった(鼻づまり気味?)歌声が聴いていて実に安心感がある。
 特にファンだったわけでもないが、この曲はともかく、70年代は彼女〝最強〟だったような記憶がある。具体的には言えないが、唄に映画・ドラマにとにかく引っ張りだこだったような、そんな印象はある。