2019
-11-No.6

厳(おごそ)かなること
 ずいぶんと荘厳というか、台風被害の最中、さすがにパレードというものは延期(中止ではない…)と相成ったが、それでもさぞかし費用もかかったことであろう。形式ばったことが必要なこともある、あるわけだけれども、果たしてどなたがこれほどのことを望んでおられたのか…


シクラメン

 どなたが望んでの“大事(おおごと)”であったのか、“主人公”を除いたその周辺及び“関係者たち”ではないのか。極めて浮ついた単なるイベントにすぎないと言ってしまうのはもちろん言い過ぎなんだろうが、歴史を学び、さらに研究を深めることこそ、意義のあることで、それを実際に“派手”に執り行ってしまうというのでは、なんとなく“台無し”になってしまったのではないかと思うのである。


アルストロメリア

アルストロメリア
 アルストロメリアとは、採集した植物学者が親友の名にちなんでつけたというが、これにはたいして感ずるところはない、 ところが別名が百合水仙ということになると、ぐっと趣が表に滲み出てきて断然こちらを採りたい。
 百合と水仙の合体、凛々しさやら浮ついていない雰囲気は十二分に伝わってくる。


万両(まんりょう)

万両
 名前は万両と縁起がいいが、実が葉の陰で見えないのと、下向きにつくからということでなのか、正月花としては、主に千両が出回り、万両は見かけない…らしい。

シクラメン
 真綿色した
 ブタノマンジュウ
   …もとい…
 『シクラメン』ほど
 すがしいものはない
 もう一つの和名であるところの「カガリビバナ(篝火草)」というのも響きとして悪くはないがやはり字余り、 「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」では、豚には失礼だが、酷過ぎる。
 


調布市役所展望室より富士山!


今月のYAR!ねっ ー後記ー
 公共施設として、こんな立派なものが必要かどうか…それでも偶に 覗いてみて、雪を頂いた富士山が見えたりすると、つい“ラッキー!”などと思ってしまうのである。

★Close Up!★
 →やっと完結!『調布七福神巡り』