2020
-01-No.8

小さな水路を挟んでの“対岸の火事”
 世の中騒然としている、いや、ただただ騒々しいだけなのかもしれない。もしかすると、目立っては拙い本当に困ったことを、細々した不愉快な事や、 少しばかり明るめの話題で、誰かが誤魔化そうとしているのかもしれない。この“目くらまし”結構効果があって、世間は当座こそ大騒ぎをするのだが、 時間の経過をもって、なんだか面倒臭くなり、やがて忘れてしまう、というよりどうでもよくなってしまう…


黄水仙(きすいせん)

 事を整理してそれぞれ慎重に検討、評価、そして対応したいが、整理してくれるはずの機関がこれまた混乱していて、何をどう受け取っていいのか、 当然受ける側も混乱してしまう。せめて、予断を入れずに事実をなるべくシンプルなかたちで表に出して欲しいところだ。
 



野紺菊(のこんぎく)

野紺菊(のこんぎく)
 もしかすると『マーガレット』なのかもしれないが、とにかく路傍に咲き乱れる花である。
 あまりにもありふれていて、何となく有難味に欠ける存在ではあるが、周囲の彩が紅葉で赤茶けたころに、これだけ“白”を主張されると、 目立つことこのうえない!


水仙(すいせん)

水仙(すいせん)
 倹しいなりにやはり凛としていて、見ていて飽きない佇まいである。街中であっても、野道でも、これ以上の相応しい趣きはないだろう。穏やかさもあり、 秘めた激しさも感じ取れるのだ。

 

 近所の廃校(といっても、統合された立派な小学校校舎がすぐ近くに建てられ、別の施設になっている)脇の花壇に咲いていた『黄水仙』。学校から市の公園課?あたりの管轄になって、 担当者が時折訪れて手入れしているものなのかもしれない。それにしても黄色はよく目立つ!たとえ隅っこの隅であっても、おとなしくもそれなりに存在感を示す立ち姿である。


調布駅前-天神通りに鬼太郎ファミリー像より


今月のYAR!ねっ ー後記ー
 実は水木先生ご自身が『鬼太郎ファミリー』の中で最も好きだったのでは(?) という、いかにもしまりのないねずみ男の姿、これこそが人としての“理想形”なのかもしれない…

★Close Up!★
 →『調布のマンホール巡り』