2020
-02-No.9

幸運色色(ラッキカラー)・ピンク
  …誘いには乗ってみよう、思わぬ臨時収入も期待大…
 土曜日、突然夫に競馬場へ行こうと誘われた。ギャンブル事は苦手だが、沿線でもあり、遠出の散歩感覚で東京競馬場を訪れた。


梅(うめ)

 馬たちの立ち姿は美しく、レース中もパドックに居て、行儀良く歩くのをじっくりと眺める。ひとつレースが終わり、続々と人が集まってきた。「Tだ」夫が言う。馬が首を下げた瞬間、T騎手は少し慌てたように顔をあげ、照れくさそうにこちらを見た…ように見えた…そんな気がした。夫にその馬の単勝というのを五百円買ってもらった。ピンクのヘルメットが少しだけ他より早足の馬とともに消えていった。
 



福寿草(ふくじゅそう)

福寿草(ふくじゅそう)
 日差しのあるなしで花びらを開閉し、花の中の温度を調節して厳しい季節に立ち向かっているらしい。
 福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」とはおめでたい限りだが、それでも、根と茎にはしっかり毒を持っていて、なかなかに油断がならない…


猫柳(ねこやなぎ)

猫柳(ねこやなぎ)
 まさに早春のイメージではある。華道でもよく使われるとのことだが、やはり子供のころの通学途中にそこここで見かけたという記憶が強く残る“ふわふわ”なのである。

梅(うめ)
 浮ついた桜などより、しっとりと落ち着いた趣をもった、個人的にはよほど好ましい。紅梅、白梅、黄梅、寒紅梅というのもあるらしい。更に、緋梅、唐梅、 桜梅となるとわけがわからない。白はより白く、赤っぽさからいうとよりしっかりとした紅色に近い印象がある。その倹しい佇まいにしては主張もしっかりしていて、 暖かくなったら咲いてみようかなどという身勝手さも弱さもなく、芯の強さを感じさせる。


調布駅前-天神通り、鬼太郎ファミリー像より【2】


今月のYAR!ねっ ー後記ー
 主役の鬼太郎が、ねずみ男の2番手になってしまった。 もちろん、鬼太郎と目玉おやじは欠かせないが、ねずみ男の存在はこれもまた“唯一無二”である!

★Close Up!★
 →『調布のマンホール巡り』