2020
-05-No.12

幸運色色(ラッキカラー)4・赤色
  …体調面で不安、赤系のタオルを枕に…
 目覚めた途端、嫌な予感がした。ここのところなんとなく身体が重ったるい感じが続いていて、浅い眠りが途切れ途切れにあったほかには、ほとんど眠れなかった。


浜茄子(ハマナス)

 遠方への出張は珍しくはないが、鬼門というのか、どうもある土地・方角へ出掛けるとあまりいいことがなかったりする。
 東京駅ではまだ小降りだった雨も三島あたりでは豪雨の状態で、新幹線は徐行を始め、予定の時刻に間に合わないかもしれない、そして列車ホテルで夜明かしの破目に…。  ポケットのキーホルダーにぶら下がった赤い人形を弄びながら弁当の後始末をした、列車は定刻を15分遅れで走っている、なんとか間に合いそうだ
 



薔薇(バラ)

薔薇
 品種に拘わらずこの花に癒されたり、見ていて和んだりすることはない。妖しい衝撃であったり、不安定な胸騒ぎであったり、とにかく決してハッピーエンドではない結末が待っているドラマの始まりに相応しい趣きを周囲に漂わせている、まさに怪しいと言っていいくらい只者ではない花である。


藤(フジ)


 頭上を覆われると尋常な精神状態ではいられなくなってしまう。色としては淡く、むしろ鮮やかな印象であれば“抵抗”もしてみたくなるのだが、いささか萎えさえる。

浜茄子
 はまなすといえば、『知床旅情』ということになるのかもしれないが、こんな曲に出会い、すっかりはまった。
 「潮風の吹く町」作詞:なかにし礼、作曲:浜 圭介、歌 :森田由美恵▽ふるさとは 遠い北の果て 潮風の吹く町▽荒れた手をして 網をあむ 小さな母の肩▽浜なすの花が 咲く頃に 帰ろうと思いながら 二年が過ぎた
 北方面の厳しい自然環境にこそ相応しいのかもしれない、西国生まれには幻の花である。


この上を歩くことさえ憚られる…勘繰りたくもなる初夏日


今月のYAR!ねっ ー後記ー
 誰のせいでもないことはわかっている…しかしそれでも勘繰りたくもなる。
 誰かが手を抜き、手立てを誤ったからこんな事態に陥ってしまった…今更ながらのため息と、希望の光を探す旅へ!
★Close Up!★
 →『調布のマンホール巡り』