2020
-07-No.14

落合の瀧(おちあいのたき)
 春は桜に秋は紅葉の白い滝。雌瀧と雄瀧が落ち合う先に、その名も国鉄・伊予白滝駅。  滝山の入り口にあった水車小屋まで『徒歩五分』というのをお偉いさんは信じてくれず、じゃあ見に来てくれと頼んで二年、漸くの“視察”のあとの秋から、日曜と祭日に “準急”の何本かが停まることになった。


波斯菊(ハルシャギク)

 やがて、何か目を引く物が欲しいと、僅かばかりの予算がついて、十歳になった息子と二人でホーム中ほどに池をつくり、大川から二人で担いで運んできた石を積み、 裏にホースを這わせて、即席の“滝”を拵えた。そこに息子が滝川で釣ってきた赤鮠(あかはや)を放したものだが、地味で、それでも餌をやる必要もある、 面倒なことになってしまった
 



夾竹桃(キョウチクトウ)

夾竹桃
 今月の花『エンジェルトランペット』と同様、この時季に花を咲かせる夾竹桃(きょうちくとう)にも毒がある。
 過去には事件もあったりしたそうで、何はともあれ、素人としては距離をとって鑑賞するに留め、近づいたり、ましては栽培に手を出したりせぬように…


紫君子蘭(ムラサキクンシラン)

紫君子蘭
 ずいぶん色っぽくもたいそうな名前だが、珍しいものではないようだ。一見倹しいようで、しかし近づいてよく見るとかなり妖しい…


波斯菊
 別名ジャノメソウ(蛇の目草)、またの名をクジャクソウ(孔雀草)という…らしい。
 名前は馴染みがないが、そこらあたりで当り前に見られる花である。見た目の安っぽさは否めないが嫌味はない、とにかく目立つことは目立つ…



尊敬すべき?!百合の花



今月のYAR!ねっ ー後記ー
 『百合』 その名の通りの凛々しさには、いつも元気づけられる。
 雨に咲く花は紫陽花だが、こちらは濡れていてもあくまでも“しゃん”としている!

★Close Up!★
 →『調布のマンホール巡り』